私鉄沿線97分署 第45話「UFO少年"ホシ"に接近!!」

私鉄沿線97分署

2025-01-02

1985年9月22日放送。いきなり97分署のプレハブ署内で少年が走り回り、警官たちが右往左往する場面から始まる。なぜか滝村課長(長門裕之)の娘・ミキが来ていて、少年にスカートをめくられたとか何とか。尺の都合でここらへんカットされたのでは?という気がする。

この少年・アキラはUFOマニア。しかし評判の嘘つき少年で、母親(中島葵)も手を焼いていたという設定。

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80年代から90年代にかけては第2次オカルトブームの頃で、学研の雑誌なんかでもUFO特集を頻繁にやっていた。

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アキラに触発されたミキはミザール望遠鏡を購入。自分もUFOを探すのだという。私も同じ望遠鏡を持ってますが、これで子どもの頃、月や星のほかに遠くのマンションの窓をのぞいたりしてました。

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アキラが殺人事件を目撃したヒューム管工場。いまいち確証がないが、川崎市高津区下作延のJR南武線津田山駅前の日本ヒューム管川崎工場跡地ではないかと思う。

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ヒューム管工場跡地の正門前。たぶん今のマックスバリュ津田山店前ではないかと。道路の斜面ぐらいしか残ってませんが。

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ウルトラセブンとかに出てきそうな光景。ヒューム管というのもすでに当時からして「何?」という感じだった。

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倉田刑事(高橋長英)が元故買屋の男(三重街恒二)から情報を仕入れているところ。パチンコ店のBGMに柏原芳恵の「し・の・び・愛」が流れている。「抱いて抱いて抱きしめて、壊れそうなくらいに~…」。聞き流しながら無表情に球を打つおじさんたち。パチンコ屋もめっきり減りました。

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倉田のたばこのくわえ方が何とも渋い。いかにも刑事ドラマのワンシーンという感じ。

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ここは97分署ではたびたび出てくる鷺沼駅近くのパチンコ屋「レインボー」でしょう。盗品専門の飾り職人・佐山(武川信介)を呼び止めたところ。

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「よみうりランド」とあるから稲城市のよみうりランドなんでしょうねえ…しかしアスレチックはなくなってしまったみたい。

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この古臭いというか安っぽい感じ。ポカリスエットを飲んでいる。とっくの昔にリニューアルしたんでしょう。

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